ドライカーボン製のボンネットは、適切なケアをすれば長く使えます。ただし、紫外線と熱に対してはスチール製やFRP製よりも注意が必要です。この記事では、当店のカーボンボンネットを例に、日常的なケアの方法を説明します。
UV劣化とクリアコートの役割 ¶
カーボン繊維自体は紫外線に強いですが、表面を覆うエポキシ樹脂は紫外線で黄変・劣化します。当店のボンネットにはUVカットクリアコートを施していますが、これは永久的なものではありません。屋外駐車が多い場合は、2〜3年を目安にクリアコートの再施工を検討してください。
洗車時の注意点 ¶
高圧洗浄機をカーボン面に直接当てることは避けてください。クリアコートの剥離につながる可能性があります。手洗いの場合は、柔らかいマイクロファイバークロスを使用し、研磨剤入りのコンパウンドは使わないでください。カーボン表面の細かい傷は、コンパウンドで消えるものではなく、クリアコートを傷めるだけです。
熱管理:エンジンルームからの熱 ¶
カーボンボンネットはスチール製に比べて熱伝導率が低いため、エンジンルームの熱がこもりやすくなることがあります。ボンネットにダクトを追加するか、エンジンルーム内の断熱処理を見直すことを推奨します。特に夏場の渋滞時には注意が必要です。
保管時の注意 ¶
ボンネットを取り外して保管する場合は、直射日光の当たらない場所に水平に置いてください。立てかけて保管すると、自重で微妙に変形することがあります。また、他の金属部品と直接接触させないでください。カーボンと金属の接触部分で電食が起きる可能性があります。
クリアコートの再施工タイミング ¶
クリアコートが白濁してきたり、表面に細かいひび割れが見え始めたら再施工のサインです。再施工は専門の板金塗装店に依頼することを推奨します。DIYでの施工も不可能ではありませんが、下地処理が不十分だと密着不良が起きます。埼玉・東京近郊であれば、付き合いのある塗装店をご紹介できます。
カーボンボンネットのケアについて具体的な質問があれば、info@driftpanelgate.comまでご連絡ください。