JZX100チェイサーへのオーバーフェンダー取り付けは、正しい手順を踏めば特別な設備なしに作業できます。ただし、いくつかの工程で判断を誤ると、走行中に剥がれたり、雨水が侵入してボディが錆びたりするリスクがあります。この記事では、当店のJZX100用オーバーフェンダーを例に、取り付けの手順と注意点を解説します。

必要な工具と材料

リベットガン(3.2mmリベット対応)、ドリル(3.5mmビット)、マスキングテープ、ウレタン系シーリング材、脱脂スプレー、サンドペーパー(#180程度)。これだけあれば基本的な作業は完結します。ボルト留めを選ぶ場合はM6ボルトとナットも必要です。

フィッティング確認と仮合わせ

まず固定せずにフェンダーを当てて、ボディとの隙間を確認します。JZX100のリアフェンダーは車体によって微妙に形状が異なることがあります。隙間が均一でない場合は、フェンダー裏面をサンドペーパーで少し削って調整します。この段階で無理に押し込まないことが重要です。

リベット穴の位置決めと穿孔

仮合わせで位置が決まったら、マスキングテープでフェンダーを仮固定し、リベット穴の位置をマーキングします。穴の間隔は80mm以下を推奨します。穿孔後は切り粉をきれいに除去し、穴の周囲を脱脂してください。この工程を省くとシーリング材の密着が悪くなります。

シーリング処理の手順

リベット留めの前に、フェンダー内側の端から5mm以内にウレタン系シーリング材を均一に塗布します。シーリング材が乾く前にリベットを打ち込むことで、リベット穴周辺の防水性が上がります。シーリング材はシリコン系ではなくウレタン系を使用してください。シリコン系は塗装との相性が悪い場合があります。

取り付け後の確認と注意点

取り付け後、フェンダー下端の水抜き穴が塞がっていないかを確認してください。水抜き穴が塞がると、雨天走行後にフェンダー内に水が溜まり、ボディの錆びにつながります。初回の雨天走行後に、フェンダーとボディの境界部分を目視で確認することを推奨します。

取り付け作業中に判断に迷う場面があれば、写真をinfo@driftpanelgate.comに送ってください。具体的な手順をお伝えします。